考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

2019-01-01から1年間の記事一覧

お金を消費して安心を買う。

物事を正しく見ることができれば、消費はきっと減る。その消費は果たして本当に消費する必要があるのだろうか。広告やメディアは不安を煽る。かけている部分をついてくる。だから不安になる。そして安心したいと思う。だからお金を使って、安心を買う。だか…

ゲド戦記 影との戦い 読書会

・自分自身の本当の姿を知るものは、自分以外のどんな力にも利用されたり支配されたりすることはない。 ・聞こうというなら黙っていなくてはならない ・力を持ち、知識が豊かに広がっていけばいくほど、その人間の辿るべき道は狭くなる、やがては何ひとつ選…

書くことからはじまることがある

自分の書いた文章でも、自分で納得できない文章や言葉がある。この納得できない箇所が重要だ。「書く」ことで、自分がまだわかっていないことに気づく。自分がまだ表現しきれていないことに気づく。「書く」ことは、終わってはいけない。書いた中で違和感や…

自分の現状を把握できれば

自分の現状を把握できていれば、 自然と今の自分にもやれることがあった。自分の「今」は、自分の現状把握の範囲内にある。自分の現状把握の範囲が広がっていけば、自分の「今」に広がりが生まれてくるだろう。 自分のスキルを上げたり、何か学ぼうとする前…

地域

地域で仲良くなった人がいる。 このつながりが助け、助けられる関係になっていく。

木下先生がケンジ流に描いてくださいました

木下先生と近所の大学生とはじめた読書会第3回にわたって「宮沢賢治」を取り上げました。最終回は個人が学んだことを発表しました。 そのまとめを、木下先生がケンジ流に描いてくださいました。 --- --- --- --- --- --- --- -- --- --- --- -- タローのハナ…

コミュニケーションの一番の基本的な問題について

話すことがどれだけ上手でも 「伝えたい想い」がなければ、 豊かなコミュニケーションは生まれなかった。 大切なのは、うまく話す前に、 自分が伝えたい想いに出会うことだった。 自分が伝えたい言葉に出会うことだった。 「伝えたい」という想いは 自分しか…

伝えたいのなら、減らすこと

何かを伝える時、伝えたい想いが原動力になって、説明を多くさせる。言葉を多くさせる。身振り手振りが多くさせる。あらゆることが多くなっていく。でも、多くさせることと、伝わることは果たして繋がっているのだろうか。説明が多くなる、言葉が多くなる、…

社会復帰ってなに?

社会復帰ってなに?なぜだろう?私は深い疑問に捉われてしまう。どうして健常者の生活に舞い戻らなければいけないのだろうか?競争原理に支配された健常者の社会で、そこで人と人の関係に耐えられなくなって病気になったのではなかったのだろうか?あるいは…

基準と専門性

こういったルールがあるから、これ以上はできて、これ以上はできません。そうやって、決まりを基準に判断するなんて誰でもできる。基準は本当は曖昧で、そこにゆとりをもたせる。だから息苦しくならない。そのゆとりある基準の中で、判断できることが専門性…

自分の悩みは誰の悩み?自分の不安は誰の不安?

自分の悩みは自分の悩みだと思ってしまう。自分の不安は自分の不安だと思ってしまう。そして、そんなことで悩んでしまう自分をそんなことで不安になってしまう自分を責めてしまう。もっと強くならないと、もっとできるようにならないと。そうやって自分自身…

未来を不安に思うことについて

自分の10年先を不安に思う、自分の20年先を不安に思う。そういうことはナンセンスだ。今と同じ世界が10年先、20年先にあるわけがない。世界は必ず変わっていく。10年前の技術が今は通用しないように、20年前の技術が今は通用しないように、今の…

問いがなければ

どれだけ話しても、相手の中に問いがなければ入らない。 そのためにできることを考える。そういったデザインは学びにとても重要なのだと思う。

自然にかえす

最近、我が家ではゴミをなるべく減らそうと意識をしている。ちょっとしたビニール袋やラップの使用など意識すると減らせるゴミはかなりあるように感じる。そして、生ごみに対する意識も変わった。岐阜に住んでいた時は畑が家から遠く、週に1回くらいしか行…

通信製作がおくれている

通信の製作が遅れている。 インタビューさせていただく人の決定が遅かったり、色々な理由がある。 次回は、今月インタビューさせていただいた人の紹介でインタビューさせてもらえそうだ。 通信の製作は、思いのほか通信を書くことだけだなく、書くまでの中で…

予想をうわまわる仕事

人に何かを頼んだ時、自分が想像していた以上のことをしてくれたらまた頼みたいなと思う。それは仕事も同じであって、いつも相手の想像を上回ることさえできればいいなと思う。そしてそれが、相手を意識しなくても、今目の前にある仕事に全力で打ち込んでい…

ひとりのきもち

満足な生活を送れない人がいることを、貧困問題というかもしれない。お年寄りがお年寄りを介護することを、老老介護問題というかもしれない。残業が多くて多くの人が疲れていることを、残業問題というかもしれない。1つの問題として、まとめることで問題は…

農民芸術概論をよんで

永久の未完成これ完成である理解を了(お)へばわれらは斯(かか)る論をも棄つる 農民芸術概論 より 宮沢賢治はどこまでも、わからない状態にい続けた人なのかもしれない。理解を了(お)へばわれらは斯(かか)る論をも棄つる というのがすごい。ほんとう…

レイヤー的自分思考

自分という存在は、どういう存在なのかと言葉にすることは難しい。人は、共同レイヤー共有する中で自分を認識する。高校の同級生の中の自分大学の同級生の中の自分仕事関係の中での自分大きく言えば、日本で生きる自分、外国で生きる自分人は共同のレイヤー…

自分の決め方

書きたいことがないそうやって書いてみて思うことは、実際に今日一日、この書くこと一度たりとも思い出さなかった。書くと決めることの差異によって自分の中に浮かんでくる問いも異なる。今日書かないといけない。なのか、今日は何を書こうか?この二つはま…

事実を共有することが問いにつながる

行動をしたのか、しなかったのか?この事実が分かるだけで、問いが生まれる。行動をしている事実がわかったら、行動をしてどう感じたのか? と問うことができる。行動をしていなかったら、いつ行動してみますか?とか、行動するために何が大切だと思いますか…

今年も田植えが終わった

今年も田植えが終わった。一本一本手植えの自然農の田植えはなかなかハードだ。だけれどこれまでお米を完全自給することは難しいかもしれないと思っていたけれど、そんなことはないように思えてきた。いつかお米を完全自給できる日が来るのだろうか。まだま…

環境問題の対話をして思ったこと

なんで脳みそってこんなに発達したのだろうか?と不思議に思う。脳みそ、大脳が発達しているからこそ、人は時間を自由自在に行き来することができる。それはすごいことでもあるが、多くの問題を生み出している。だからこそ人は、大脳の扱い方を、大脳への制…

伝えたいから伝え方を、教えたいから教え方を

日本にはさまざまな問題があります。たとえば自然農をやっていても、種の問題とか、農薬の問題、食品添加物の問題、プラスチックゴミ問題、水道問題いろいろな問題について誰かと話す機会も多いし、情報を目にすることも多い。これらの問題とどう向き合って…

聞けばいいのに

聞けばいいのに、聞いてみればいいのに。ということがたくさんある。なんで聞くことをためらうのだろうか。聞くことは、ただ現状を確認するだけの行為なのだと思えばいい。相手がどう感じているのか、確認する。相手が持っている情報を確認する。ただそれだ…

風邪ははやく治した方がいいのか。

風邪をひいたとき、風邪の原因を考える。だからこそ、風邪をひいたとき、その風邪をなおすためには、その風邪の原因さえなんとかできれば風邪が治ると考えがちである。だけれど、実際のところは何が本当なのかわからない。発熱したこの熱は、何か自分の体に…

久しぶりに発熱

久しぶりに熱で寝込んだ。頭が痛くて体が痛くて、昨日は一日寝ていました。寝たら熱は下がって、徐々に回復してきました。毎日毎日、いろいろやること多いと自分で思っているけれど、こうやって熱がでると、そうゆうこともできない。でも、いざできないくて…

体調のこと

数日前から喉の調子が悪く、今日は朝から頭痛と左耳あたりが痛くなった。夕方の体温は37.0度だった。37.0度になってはじめて、はやく寝ようとか思うけれど、体温はあくまでもめやすであって、喉が痛かったり、体調がすぐれないのならそれなりの対応をすれば…

できないことに向かっていくこと

できないことも、やればいつしかできるようになる。そうやってこれまでできなかったことができるようになってきた。できないことができるようになったら、また「できないこと」に向かっていく。その継続なのだともう。仕事の振り返りをしてみて、2・3年前…

発音のこと

アメリカから来た交換留学生と話していて、アメリカの人の音の聞き取りの力はすごいなと思った。僕には同じような「音(発音)」に聞こえても、交換留学生には、全く違った音に聞こえている。僕にとっては少しの違いも、相手にとっては大きな違いである。な…