考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

お金を消費して安心を買う。

物事を正しく見ることができれば、
消費はきっと減る。

その消費は果たして本当に消費する必要があるのだろうか。

広告やメディアは不安を煽る。
かけている部分をついてくる。

だから不安になる。そして安心したいと思う。
だからお金を使って、安心を買う。

だからお金が必要になる。

その不安をもっともっとじっくりと見つめてみる。
どうして自分は不安を感じるのだろうか。
何がどのように不安なのだろうか。
今すぐに、消費して、お金で安心を買う必要があるのだろうか。

不安の中にいることができないから、
解決を急ぐ。すぐに答えを求めにいく。

だけれど、その不安な状況をまずは受け入れて、
じっとその不安な自分を観察してみよう。
自分一人でできないなら、誰かに話を聞いてもらおう。

そして本当に自分がどうしたいのか、
自分が何を大切にして、何を守りたいのか感じてみよう。

そうやって不安の中に立ち止まることができたら、
多くの広告やメディアの仕掛けにだんだんと気づいてくるだろう。

そして自分の消費の仕方も変わるだろう。

そして消費の仕方が変われば、自分にとって必要なお金も変わってくるだろう。

そして自分の日常がだんだんと変わってくるだろう。

そして自分の周りにいる人も、だんだんと変わってくるだろう。

そして自分が満たされている感覚も変わっていくだろう。

そうやって、自分の豊かさに近づいていけるだろう。