考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

伝えたいのなら、減らすこと

何かを伝える時、
伝えたい想いが原動力になって、
説明を多くさせる。

言葉を多くさせる。

身振り手振りが多くさせる。

あらゆることが多くなっていく。

でも、多くさせることと、伝わることは
果たして繋がっているのだろうか。


説明が多くなる、言葉が多くなる、身振り手振りが多くなる。
そうすると、どこが大切かわからなくなる。

大切な説明も、
大切な言葉も、
大切な身振り手振りも、

多くなってしまった説明に、言葉に、身振り手振りに埋もれていく。

本当に伝えたいのなら、
伝えたい想いを原動力に、減らしていかなければならない。

説明を、言葉を、身振り手振りを。

その中で本当に減らすことができない
説明で、言葉で、身振り手振りで
伝えたいことを伝えるのだ。