考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

レイヤー的自分思考

自分という存在は、どういう存在なのかと言葉にすることは難しい。

人は、共同レイヤー共有する中で自分を認識する。

高校の同級生の中の自分
大学の同級生の中の自分
仕事関係の中での自分

大きく言えば、日本で生きる自分、外国で生きる自分

人は共同のレイヤーの中に自分を見出す。
今の自分は一つのレイヤーの中での1部分的自分ともいえる。

自分はどんな人間なのか?ということを言葉にすることはできないけれど、
自分は今、どんなレイヤーの中に自分を置いて、
自分を生み出しているのか?ということに自覚的になることはできるだろう。

それができると、少し心に余裕が生まれると思うし、
1つの自分を傷つけなくても、その自分をも受けいれることができるような気がする。