考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

発音のこと

アメリカから来た交換留学生と話していて、
アメリカの人の音の聞き取りの力はすごいなと思った。

僕には同じような「音(発音)」に聞こえても、
交換留学生には、全く違った音に聞こえている。

僕にとっては少しの違いも、
相手にとっては大きな違いである。

なぜこの違いが生まれるのだろうか?

日本には漢字もひらがなもカタカナもある。

だから僕たちは、ひとつの音を、
漢字やカタカナ、ひらがなで認識している。

だけど、英語ってひとつの「音」をアルファベットひとつでしか
認識できないんだなーと思った。
そうすると、「音」が力を持って、
「音」をより繊細に聞き分けることで、
細かく認識しようとしているのだと思った。

日本はひらがなも、カタカナも漢字もあって、とても大変。
だけど英語って、アルファベットしかないから簡単でいいなと思っていたけど、
簡単だからこそより繊細で、深い部分があるのだと感じた。