考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

通信製作がおくれている

通信の製作が遅れている。 インタビューさせていただく人の決定が遅かったり、色々な理由がある。 次回は、今月インタビューさせていただいた人の紹介でインタビューさせてもらえそうだ。 通信の製作は、思いのほか通信を書くことだけだなく、書くまでの中で…

予想をうわまわる仕事

人に何かを頼んだ時、自分が想像していた以上のことをしてくれたらまた頼みたいなと思う。それは仕事も同じであって、いつも相手の想像を上回ることさえできればいいなと思う。そしてそれが、相手を意識しなくても、今目の前にある仕事に全力で打ち込んでい…

ひとりのきもち

満足な生活を送れない人がいることを、貧困問題というかもしれない。お年寄りがお年寄りを介護することを、老老介護問題というかもしれない。残業が多くて多くの人が疲れていることを、残業問題というかもしれない。1つの問題として、まとめることで問題は…

農民芸術概論をよんで

永久の未完成これ完成である理解を了(お)へばわれらは斯(かか)る論をも棄つる 農民芸術概論 より 宮沢賢治はどこまでも、わからない状態にい続けた人なのかもしれない。理解を了(お)へばわれらは斯(かか)る論をも棄つる というのがすごい。ほんとう…

レイヤー的自分思考

自分という存在は、どういう存在なのかと言葉にすることは難しい。人は、共同レイヤー共有する中で自分を認識する。高校の同級生の中の自分大学の同級生の中の自分仕事関係の中での自分大きく言えば、日本で生きる自分、外国で生きる自分人は共同のレイヤー…

自分の決め方

書きたいことがないそうやって書いてみて思うことは、実際に今日一日、この書くこと一度たりとも思い出さなかった。書くと決めることの差異によって自分の中に浮かんでくる問いも異なる。今日書かないといけない。なのか、今日は何を書こうか?この二つはま…

事実を共有することが問いにつながる

行動をしたのか、しなかったのか?この事実が分かるだけで、問いが生まれる。行動をしている事実がわかったら、行動をしてどう感じたのか? と問うことができる。行動をしていなかったら、いつ行動してみますか?とか、行動するために何が大切だと思いますか…

今年も田植えが終わった

今年も田植えが終わった。一本一本手植えの自然農の田植えはなかなかハードだ。だけれどこれまでお米を完全自給することは難しいかもしれないと思っていたけれど、そんなことはないように思えてきた。いつかお米を完全自給できる日が来るのだろうか。まだま…

環境問題の対話をして思ったこと

なんで脳みそってこんなに発達したのだろうか?と不思議に思う。脳みそ、大脳が発達しているからこそ、人は時間を自由自在に行き来することができる。それはすごいことでもあるが、多くの問題を生み出している。だからこそ人は、大脳の扱い方を、大脳への制…

伝えたいから伝え方を、教えたいから教え方を

日本にはさまざまな問題があります。たとえば自然農をやっていても、種の問題とか、農薬の問題、食品添加物の問題、プラスチックゴミ問題、水道問題いろいろな問題について誰かと話す機会も多いし、情報を目にすることも多い。これらの問題とどう向き合って…

聞けばいいのに

聞けばいいのに、聞いてみればいいのに。ということがたくさんある。なんで聞くことをためらうのだろうか。聞くことは、ただ現状を確認するだけの行為なのだと思えばいい。相手がどう感じているのか、確認する。相手が持っている情報を確認する。ただそれだ…

風邪ははやく治した方がいいのか。

風邪をひいたとき、風邪の原因を考える。だからこそ、風邪をひいたとき、その風邪をなおすためには、その風邪の原因さえなんとかできれば風邪が治ると考えがちである。だけれど、実際のところは何が本当なのかわからない。発熱したこの熱は、何か自分の体に…

久しぶりに発熱

久しぶりに熱で寝込んだ。頭が痛くて体が痛くて、昨日は一日寝ていました。寝たら熱は下がって、徐々に回復してきました。毎日毎日、いろいろやること多いと自分で思っているけれど、こうやって熱がでると、そうゆうこともできない。でも、いざできないくて…

体調のこと

数日前から喉の調子が悪く、今日は朝から頭痛と左耳あたりが痛くなった。夕方の体温は37.0度だった。37.0度になってはじめて、はやく寝ようとか思うけれど、体温はあくまでもめやすであって、喉が痛かったり、体調がすぐれないのならそれなりの対応をすれば…

できないことに向かっていくこと

できないことも、やればいつしかできるようになる。そうやってこれまでできなかったことができるようになってきた。できないことができるようになったら、また「できないこと」に向かっていく。その継続なのだともう。仕事の振り返りをしてみて、2・3年前…

発音のこと

アメリカから来た交換留学生と話していて、アメリカの人の音の聞き取りの力はすごいなと思った。僕には同じような「音(発音)」に聞こえても、交換留学生には、全く違った音に聞こえている。僕にとっては少しの違いも、相手にとっては大きな違いである。な…

「永久の未完 これ完成である」

「永久の未完 これ完成である」 (農民芸術概論より) 「ほんとうのほんとうのこと」 吉本隆明の宮沢賢治評 - 勇気と想像力、そして少々のお金 第2回目の宮沢賢治読書会を行いました。さまざまなテーマで宮沢賢治に関して意見交換や情報のシェアを行いまし…

英語を話せることということってどういうことなんだろうか?

交換留学生が蒲原に来ている。毎年この時期に姉妹都市の町から中学生〜大学生が数人蒲原に訪れます。我が家は昔からホストファミリーの受け入れをしているので、この時期には必ず英語を使う体験が訪れます。今日はウェルカムパーティーで、日本の中学生たち…

伝わるまでのプロセス

アメリカの姉妹都市の町から交換留学生が5日ほど我が家にホームステイに来ている。僕は英語がそれほど話すことはできないので、なかなか伝えることも、理解することも難しい。だけれど、伝わらないなかでお互いが英語や日本語を使いながら、話がお互い理解…

相手のどこをみて聞く?

その人は、その人の見方で物を話す。だからこそ、その人がどういった見方をしているのか?どういうことにとらわれているのか?どういう評価の基準をもっているのか?そういったことを意識して話を聞くことがとても大切なことなのだと思った。どんな人の中に…

どうしたら書けるのだろうか

今、パソコンの前に向かって書き始めようとする。だけど僕の頭の中には、何か「書きたい」と思っていることはない。そんな状態の中で、「毎日書く」と決めると、どうしたら書くことができるか?どうしたら書きたいことが生まれてくるのか?という問いが生ま…

考現学のはじまり

これまでの自分を振り返ってみても、書くことは僕にとってとても大切な行為なのだと思う。書くことで、気づけたことがたくさんあるし、書くことで、癒されたこともある。書くことで、新たな方策がみつかったことだってある。この「書く」というのは、すでに…