考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

11.27 はやさを求めること

めやすの時間までに余裕にできるのに

なぜか早くやろうとする。

 

早く解けるようにどんどんどんどん進んで行く。

ゆっくりやってもいいのに。

なぜかスピードを上げたがる。

 

スピード感があると、

なんだか気持ちがいいな。

 

さくさく進んでいけるから。

 

のろのろ進むより、

さくさく進んだ方が気持ちがいい。

 

さくさく進むと、周りのことを考えなくて済む。

周りの情報が入ってくる余地がなくなってくる。

だから、早くやればみえなくなる。自分の周りが。

 

みえなくなって、夢中になれるときほど心地良いのかもしれない。

でも周りが見えなくなっている分、

今の自分の姿を見失うことになるのかもしれない。

 

早いことがいいわけでもないし、

ゆっくりやることがいいことでもない。

 

いい悪いではなくて、

スピードを上げること、

速さを求めることは自分に快感や、

心地よさを与えることもある。

けど、自分を、周りをみえなくしていることだってあるのかもしれない。

 

スピードを上げるとき、

速さを求めているとき、

 

ときには止まって自分を見つめてみる。

 

そうすると、意外と自分の進んでいる方向がずれていることだってあるのかもしれない。

正しい方向に進んで行くために、

スピードを落として、自分を見つめることも必要だな。