考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

去年の僕と、今年の僕。

やることがあるとほっとする。

 

やることがないことの不安を1年前に毎日感じていた。

 

朝起きて、

僕はやることがなかった。

なにをしていいのかわからなかった。

 

同世代のみんなは働いているのに、

俺はなにをしているのか。。。

 

そんなことを思うと、どんどん不安になる。

やることがないから、今の自分に自然と矢印が向く。

 

自分はなにをしているのか。

なにをしたいのか。

なにを大切にしたいのか。

生きるってなんなのか。

お金ってなんなのか。

なんで自分はできないことばかりなのか。

なんで自分は自分を責めてしまうのか。

なんで自分は人に嫉妬してしまうのか。

 

そんな時間がたくさんあって、とっても苦しい毎日だった。

でも、そんな自分を見つめる時間があったから、

今の暮らしがあるということは確かなのだ。

 

去年に比べると

だんだんと「やること」が自然と出てきている。

そんなとき、去年はあまり味わえなかった、

「今日はここまでやったぞー!」

「決めたことをやりきったぞー!」という達成感が生まれる。

 

これはとても気持ちがいいことで、

自分を満たしてくれる。

 

でも、やることがあって、

それをやり遂げて、やり遂げたことで得られることも

もちろん大切だと思うけれど、

その達成感もまた自分を隠してしまうもののような気もする。

 

不安なときも、

達成感に満ちているときも、

落ち込んでいるときも、

悩んでいるときも、

 

どんなときでも自分を忘れないこと。