考 現 学

〜目的なくただ気づいたことを書き続けるという営み〜 「誰もが簡単に書くことができる時代」だからこそ「書くことが開く可能性」を

2016.10.7 

教えない教育は、とっても愛の詰まった教材である。

この教材を作られた平井さんの優しさを感じながら、

幼児の問題を解いた。

 

1枚1枚進んでいく。

その中に、ちょっとした何気ない優しさがある。

本当に小さな小さな思いやりが感じられる。

 

小さい頃に、自転車に乗る練習をした。

お父さんが、そっと掴んでくれた手を離してくれる。

そうすると、気づかないうちに自分一人で乗れるようになっている。

その時に、“自分で乗れた”喜びがある。

 

1枚1枚進むにつれて、

そっと何気なくいろんなことが削られている。

そして、そっと何気なく次への繋がる何かが加えられている。

 

1枚に学習者を想う気持ちがとっても感じられた。